indigoscarlet

なんでも書きなぐり

未だに理解できないのは、

センター試験を数日後に控えた人がいうのはおかしいかもしれないけど、いつまでたっても勉強する意味が理解できない。


今まで何冊かそれ系の本は読み、テレビで熱くお偉いさんが語るのを見てきたけど、それでもさっぱりわからない。


学力試験で秀でた人を選抜するのは分かるけど、勉強できる人は必ずしも頭が良いわけではないってことはみんな分かってるよね?

社会が求めているのは結局どんな人なのか?

学力試験で測られていないけど重要な能力っていろいろあると思うけど。


今の方式で測っているのは基本的に記憶力だと思うけど、コンピュータあるし、これからそこまで大事ではなくなるよね


これからの人が受け持つ役割って主にアイデアとかそういうところに行くんでしょうね、と今までは本で書いてあったことの受け売りでしかなかったけど、電王戦を見て他人事とは思えなくなってきた。


今まで世界をガラッと変えてきた人たちはこういうときに何か気付いて先回りしていたんだろうな。。。


まあ受験終わるまで雑念は心にしまって勉強がんばろ


この長年の疑問ビシッと解決してくれる人がいたら是非お願いします



文章書くの下手過ぎて情けなくなってきた・・・。




森内竜王名人の強さ

 

森内竜王名人(打つのめんどいので、以降は名人)は今期絶好調(とか言いつつ実は7割いってなかったりする)で、竜王戦も渡辺竜王(以降竜王)相手に4勝1敗で奪取。竜王は9連覇していたし、いままで破ってきた相手が強烈なメンツ(羽生佐藤森内丸山木村)だったので、より名人の強さが強調されてた。

 

 

名人に関して言うと、最近は3割名人と名人戦だけ強いみたいな感じでバカにされているところもありましたが(実際去年までそういう感じだったけど)今期は名人戦は4-1で防衛したし、他の棋戦もどれもまあまあのところまでしっかりと勝っています

 

なんか名人の将棋が変わったのかなあと思って棋譜データベースで見てみたりしたんですけど、正直言って将棋が変わっているとは思えなかった。

これは将棋の作りを変えて成功した佐藤康光さんとか故米長会長とは違いますね。

あるいは今年がたまたま調子いいだけっていう可能性もあるのですが(名人は以前3冠王になった時のように案外調子の波が大きい方かなと思います)名人戦竜王戦も勝ち方が調子よくて勝ったみたいな感じがしないので、どうなんでしょうね??

もうわかりません笑

 

名人の将棋って着実という言葉がぴったりの将棋で、羽生さん、竜王、佐藤先生とか切れ味がみんなそれぞれ種類は違うけれどもしっかりとしたものをもっていると思っているのですが、森内名人だけは、切るというより押しつぶして勝っている感じがします。

 

ここで、個人的に今年の森内名人の将棋で好みの棋譜を紹介。。

 

 

将棋の棋譜でーたべーす|世界最大の将棋の棋譜データベース将棋の棋譜でーたべーす|世界最大の将棋の棋譜データベース

森内名人が羽生挑戦者相手に3手目25歩の勝率が非常に悪い手を指し、話題になった将棋です。見てもらいたいのは終盤の勝ち方で、守りと攻めの間合いの取り方が森内名人らしいなあと思いました。

 

 

将棋の棋譜でーたべーす|世界最大の将棋の棋譜データベース将棋の棋譜でーたべーす|世界最大の将棋の棋譜データベース

もう一局は、竜王戦から。52角から66歩など、こちらも攻守の切り替えがうまいと思いました。NHKで見てましたが、普通の人と攻め守りのタイミングが少しずれている感じがします。

それが森内名人の強さなんでしょうね。

 

棋王と王将はもう終わってしまいましたので、次は名人戦ですね。森内名人がどのような将棋を見せてくれるか楽しみです。

 

 

 

 

叫びと祈り 梓崎 優

梓崎優の叫びと祈り読了。

詳しいことは時間があれば書きたいですけどあまりないので一言程度。

 

舞台は海外で5つの小説がつながっているんだけど、最後の終わり方がじーんとくるものがあって後味がよかった。

一個一個の小説は海外という舞台を生かした話になっていて、自分の読書量が少ないからかもしれないけどこういう舞台の使い方は新鮮に感じた。

 

なんかこの作者の丁寧に言葉を紡ぎだす感じが好きなので、新作リバーサイドチルドレンも(文庫化したら)読んでみようかなと思います。

 

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)

リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)

 

 

理系と文系

受験生なのでほんとはいけないんですけど、ネットでお勧めの小説とか調べてたら、最近のはほとんどなくてびっくりしました。

伊坂幸太郎とか大好きなので、絶対みんな勧めるだろとか思ってたら全然なかった...

 

評価が確定していないのもあるかもしれないけどね。

学校で買う国語便覧とか古いのばっかだし。

でも一番新しいので綿谷りさの蹴りたい背中(たしか)だから伊坂さんも入ってほしい気がするけど。。

 

最近よくいわれるのが理系優位みたいなことで、自分も周りの人にそこらへんについていろいろ言われて理系にしたのもあるけど、なんでかって考えてみると、理系の方が発展性があるよねってことで、文学なんかある人いわく源氏物語が日本文学の最高峰といってたりして(そういう人結構多い)

なんかもうその分野が進みすぎている気がする。

理系なんてやることたくさんありすぎるんだけどね。

 

自分も学校の現代文で夏目漱石の「こころ」とかやったけどもう今のとほとんど変わらなかったし。。。

 

理系と文系の違いって論理的なのが理系で感性的なのが文系って勝手に認識してるけど、理系の分野って過去の知識から積み上げてって生まれることがほとんどだから、なかなか進まない(もしアインシュタインが10世紀ぐらいに生まれてたらあんな理論発表できてないはず)

でも文系って文学とか美術とかある程度過去のものを下地にしてるのかもしれないけど、たまにやってみたらすごいのできたっていう天才もいるし、究極の形が断定できないからこそ自由にポンぽにやれて進歩するのが早かったってのもあると思う

 

そう思うと文系は発見したり造ったりして「うわっ」っていう感動がないというかやっぱり文系に比べたらそうした楽しみはあんまりないのかなって気はする

 

もし今後文系が復活するかどうかなんだけど、大体のところは明かされてきてて、残ってる仕事が細かいとしかないという気がするから、どうかなぁ・・・というのが自分の感覚。

 

学問自体の視点が変わるようなでかい変化が起こると文系も面白くなるのかな。。。

 

 

森内名人が竜王奪取!

竜王戦第5局は森内名人が勝ちましたね。

これで通算4勝1敗となり、10期ぶりの竜王です。

 

シリーズ全体を振り返ってみると、渡辺竜王の不調よりも、単純に森内名人が強かったような気がします。

どの対局もそうだったのですが、急いで決めにいかず冷静に指していたのが、森内名人の強さを感じさせる指しまわしでした。

 

今期の竜王戦では個人的に第四局がお気に入りなのですが、他の対局もレベルが高く、今シリーズはかなりハイレベルだったと思います。

来期は誰が挑戦するのか分かりませんが、羽生さん以外ならいい将棋が見られるような気がします(笑)